朝起きたとき、首を動かすと痛みがあり一定方向にしか首を動かせないようになって、それ以上動かそうとすると痛みが生じます。このように寝違えの経験がある人は多くいらっしゃると思います。寝違えをおこしてしまう原因としては、睡眠時の姿勢が関係しています。寝ているスペースが狭かったり、まくらがあってなかったり、過労や泥酔状態により寝返りをうっていないと長時間首に負担がかかってしまい、筋肉や靭帯を痛めてしまいます。寝違えを痛みが落ち着いてくるまで、対処をしないでそのままにすることが多いという人は寝違えがクセになりやすく、治りにくくなる場合があります。1〜2週間立っても痛みが引かない時は早めに診てもらうようにしましょう。

寝違えの中には神経痛や捻挫の場合があるので注意が必要

・神経痛の場合

末しょう神経が圧迫されてしまうことで、痛みやしびれ・麻痺が生じるのが神経痛です。変な姿勢で寝ていたことで頚椎の周りの神経が圧迫されてしまい、神経痛になる場合があります。首から肩や腕・手指に痛みやしびれがある場合は、神経痛の可能性があります。

・ねんざの場合

ねんざとは、関節の靭帯や腱、軟骨などが損傷してしまうことです。睡眠時に頭が極端にのけぞってしまっていたりすると、頚椎がねんざすることがあります。

寝違えたときの対処法

・患部を冷やす

患部を冷やすことで炎症が和らぎます。

・湿布をして炎症を鎮める

痛みの出ている部分に湿布を貼ったり、消炎鎮痛剤を内服すると痛みが軽減されて行きます。

・寝違えに効果的な落枕というツボを押してみる

手の甲の人差し指と中指の骨が交差する手前のくぼみのツボを落枕といいます。1回10秒3セット押すと効果的だと言われています。

やってはいけないこと

・首や肩のマッサージ

マッサージをすると血行が促進され、炎症が広がりやすくなります。

・首を温める

患部を温めると炎症反応が助長され症状が悪化します

・首のストレッチ

炎症を起こしている首を動かすと悪化させてしまうので安静にしましょう。